2005/2/6(日) 快晴

朝起きると青空が素晴らしく、穏やかな1日になりそうだ。珍しく家族の予定が全て空いていることから、思いつきで房総にある有名な水仙ロードに向かうことにした。もう水仙のシーズンは終わってしまっただろうが、乱暴で何でもアスレチック遊具にしてしまう?うちの子供らを連れて歩くには、人気の少なくなったシーズンオフの方が気兼ねがなくて良い。。。(^_^;)

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某有名水仙ロード

自宅を出て2時間。予定よりずっと早く目的の場所についた。通常1月中下旬までが見頃らしいが今年は12月の暖かさもあって開花が早まったらしい。2週間前まではアマチュアカメラマンを始めとして、相当な人手だと云うが。。。
想像していた以上に人出は少なく、というより我が家族以外は誰もいない。確かに水仙はもうほとんど残っていないが、「目的」がなくても早春の山里を歩くことは楽しい、、、はずだ(^_^;)
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長閑な山村の風景。小さな河川の段丘面に水田、それに続くなだらかな斜面に沢山の水仙が植えられている。 待ちきれずに夢中で駆け出す子供ら。既に畦から落ちている子も。。。(-_-;)
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いわゆる「わらぼっち」はその土地独特の積み並べ方があるようだ。稲藁(いなわら)が生活の大切な資材だった頃はこうして乾燥させ、焚付けに使ったり冬の農閑期に草履やムシロ・縄や籠などを編んだと云うが、今は刈り取りと同時に粉々に切って田んぼに蒔いてしまっているらしい。ここでも本来の役目は終えて、記念写真の背景など観光のために残されている(ように思える)
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ガクが反り返らないカントウタンポポ。里山ではいまだ健在だ。 おなじみのオオイヌノフグリもまだ寒そうにポツリと咲いていた。
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子供らが大声で持ってきた土塊。騒いでいる原因は中にハチらしき昆虫の蛹室を見付けたせいだ。 もぐりこんだ土管の上に貼り付いている泥の塊に興味を持って、剥がして見つけたらしい。図鑑やネットで調べたが、キゴシジガバチの巣ではないかと思う。
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上の写真で崖登りをして見つけてきたツチイナゴ。バッタの仲間では珍しく成虫で越冬する種類だ。アップで見ると、やっぱり仮面ライダーっぽい ^^ 同じく成虫で冬を越すキリギリスの仲間「クビキリギス」
子供の頃冬の野原でよく捕まえた。噛み付くとなかなか離さないことから、草の茎を咥えさせて勢い良く引っ張り、名前の通りクビキリすると云う遊びも。。。(^^ゞ 口を真っ赤にしていることからチィスイバッタ(血吸いバッタ)と呼んでいたように思う。
一面に咲く水仙を見ることは出来なかったが、暖かな日差しの元で家族で十分楽しむことができた。まだまだ気温は低いけれど明るい陽光は日一日と春の訪れをを感じさせてくれる。長閑な休日を家族と過ごす幸せを感じながら、遊び疲れて眠る子供たちの乗せてハンドルを握った。

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