2005/8/5(金) 晴れ |
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。。。と・に・か・く、暑い。。。云っても始まらないとわかっているが、やっぱ暑い。。。「アツイ、アツイ」と四六時中呻いているオヤジ見てると無性に腹が立つけど、やっぱアヂぃ。。。(-_-;)!? 俺も、傍から見ればただのうっとおしいオヤジの一人なのか?いや、そんなはずはない。多分、きっと、、、大丈夫じゃないかな? でも最近、一気に白髪が増えてきたし、もしかすっと。。。(^_^;) ま、それはともかく、昨日も今日も、連日35℃を超えている。よく覚えていないが、俺が子供の頃は、東京の最高気温は32℃位だったんじゃないだろか?このペースだとあと30年後には40℃を超えるような日が珍しくなくなるのかも知れない。 ぅ〜ん、71歳、年金生活で40℃の酷暑に耐えるのかぁ? そう考えたら「地球温暖化」が、突如身近に思えるようになった。。。(^_^;) |
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こんなムシ暑い日には、せめて暑いなりの楽しみを見つけよう。蒸し蒸し、むしむし、ムシムシ、虫々、、、、、? m(__)m。。。スイマセン 、と云うことで、今日はオオクワの夜以来すっかり採集づいたキムシンを連れ出して、横綱クヌギに会いに行くことにした。。。 |
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ひさしぶりのヤブをこいでたどり着いた横綱。でもがっくり。樹液がほとんど止まってしまっており、訪れていたのは蛾とコクワだけだ。念のためメクレを逐一調べたが、コクワ以外のクワガタは一切見えない。。。 | |||
実はこの横綱へは、6/21の採集記以来2回ほど来ているのだが、毎回ものの見事にコクワのみ。6月下旬〜7月中旬までは樹液がかなり滴っていた。それにしてもこれだけの樹でカブトすら見られないというのはどう考えれば良いのだろう。。。?横綱の名はもはや返上か?(-_-;) | |||
意気消沈し、ヤブに覆われたヤマを下りる。確かこの先に放棄田が湿地になっている場所があり、冬の下見の際にヤナギらしき樹を見た記憶がある。とりあえず行ってみよう。 | |||
オオマツヨイグサ(左)が暗闇に鮮やかだ。右側の、レースのように繊細な花弁の先端をなびかせているのはカラスウリの花。どちらも夕刻から咲き始め、翌朝にはしぼんでしまう。カブクワ採集者にはおなじみの花だろう。スズメガをはじめ、大小さまざまな吸蜜性の昆虫が集まることから、ハナグモなどの捕食者が控えていることが多いのも特徴だ。かなり小さいが、写真で確認できるだろうか? | |||
どちらも(おそらく)ハナグモ。実は撮影時には気付いていなかったのだが、左の個体は驚くほど真っ黄色の腹部をしている。ハナグモには色彩変異が多いというが、自分の体色に最適な場所を陣取ったと云うことだろうか。。。 | |||
ふと目についた葉の裏には警戒姿勢をとるシャクガの幼虫(シャクトリムシ)。その横で意味深に控えているのは寄生バチの一種であるヒメバチの仲間だ。おそらくスキをみつけて卵を産みつけるつもりなのだろう。 | |||
雑木林の林縁にはオニグモなどの精緻な巣を張るものも多い。獲物を捕らえ、お尻から出す束になった糸で一気に簀巻き?にする様子を見かけることも珍しいことではない。 | そうこうしてようやく見つけた1頭。いくら「雑木林の魅力はカブクワだけではない」とは云っても。。。やはり足が遠のいてしまう。 | ||
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もう恒例になった天竺詣でだが、その後は「カブト・ノコ・コ」のみ。オオクワ♀はおろか、当初からの目的であるヒラタにも出会えていない。ヒラタにうってつけのメクレや小さな洞には、いつも大小無数のコクワが潜んでいる。 ここは背後に250m程の山を控えた標高150mくらいの場所だが、ミヤマの飛来も確認していることから考えて意外に気温が低いのだろう。今後はもう少し標高を下げた場所に範囲を広げた方が良いのかも知れない。 |
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いずれにしても、シーズン終盤としてはまずまずの個体数が確認できた。良しとしよう。 | |||
樹液で見かけることの多いこの蛾はキシタバ。警戒するとこうして翅を開き、後翅の文様を見せて威嚇する。 | 帰路、駐車場付近の外灯で見つけたこの蛾は、カギシロスジアオシャク。なんとも美しいではないか。蛾の同定に役立つサイトもリンク集に掲載したので一度ご参照下さい。 | ||
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2005/7/23に通りすがりの道端で見つけた民家のすぐ目の前にあるクヌギ。周囲は小さな畑と住宅地だ。規模は小さくても樹液さえ出ていればこうしてカブトムシたちに出会うことができる。 | |||
この後、街道を流しながら灯下をチェック。この時期になると飛来しているのは圧倒的にカブメスが多くなる。そのまま捨て置いても轢死かカラスの餌食と云うこともあって、キムシン宅に引き取られることになった。意外に多くのカブクワが拾えることを知ったキムシンは、どうやら灯下が気に入ったようだ。 まぁ、初っ端にヤブを漕いで行った横綱クヌギがボウズだったことを考えれば、当然といえば当然の感想なのだろうが。。。(^_^;) |
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