首都圏周辺のアクセスの容易な場所で、昔ながらの谷津・里山を見つけるのはさすがに困難です。目に付く場所の多くは、様々な理由から開発の手にさらされていたり放置されて入り込めないヤブとなっているようです。
しかし、その気になって地形図を眺めていると有望と思える場所が目に留まることがあります。想像力をフルに発揮しているうちに今も残る里山の風景が目の前に広がり、矢も盾も堪らない気持ちになって来ることでしょう。
自分だけの秘密のフィールドを持つことは何より贅沢なことです。誰かのお仕着せでない、本当の安らぎを得られる空間をいつか見つけ出されることを、心からお祈りしています。 |